お家でできるヘアケアについて
女性が髪のお悩みで最も気になると言われているのが「乾燥やパサつき」。
外出ができない今お家にいることも多く、さらに夏にかけてだんだんと気温も上がり、動きたくないとなまけてしまいがちですよね。
そんな時にお家でも簡単にできるヘアケアについて紹介いたします♪
ダメージの原因
女性に多い主な髪のダメージの原因
まず初めに、髪のダメージの原因となっているものはたくさんありますが、
特に女性に多いとされているのが
・カラーやパーマによる頭皮、髪への負担
・シャンプーのしすぎ
・ドライヤーのしすぎ
・過度なダイエットなどによるストレス
・出産によるホルモンバランスの崩れ
などがあげられます。
これにより、髪の乾燥をはじめ、切れ毛や抜け毛の原因にもなってしまいます。
そして乾燥というと冬に起こりやすいと思われがちですが
夏にも髪はあらゆることで大きなダメージを受けているのです。
髪は夏にもダメージを受ける
夏のダメージといえば紫外線によるキューティクルの剥がれが原因だと言われることが多いです。ですが、実はお家の中でもダメージを多く受けているのです。
その大きな原因が冷房による乾燥です。
冷房で湿度が下がることにより、髪の毛と頭皮のどちらも乾燥する原因となってしまいます。
また、体が冷えて血行が悪くなることで髪の毛に養分が届くのが遅れてしまいます。
ではどのように予防し、対策をすればよいのでしょうか
ダメージ予防とヘアケア対策
ドライヤーとタオルドライ
夏にも乾燥のダメージを受けてしまう髪の毛ですが、お家で誰でもできる予防をご紹介します。
それは毎日のドライヤーの習慣を少し見直すだけでいいんです。
先ほど説明した通り、ドライヤーのしすぎは髪のダメージにも繋がります。
ですが、実はドライヤーはダメージを予防しきれいな髪をつくるために必要不可欠となります。
また、「ドライヤーの熱は髪を痛めるし、乾燥の原因になりそう。」
と自然乾燥にしているという方も多いかと思います。
ですが、それは間違いです。
髪の毛は乾かさないと、水分が髪や頭皮に付着したままになり雑菌が繁殖し、フケやかゆみや匂いの原因となります。
もちろん、お風呂上りにすぐにドライヤーを当てると乾きが悪く、その分たくさんの熱を当てる原因なってしまいます。それを防ぐために、まずタオルドライが必要になります。
※タオルドライをするときの注意点
①ゴシゴシとこすらない
髪はタオルでも同じように摩擦の影響を受け、ダメージの原因になります
優しくタオルを抑えるようにしてふき取りましょう
②髪は軽く絞ってから拭く
早く乾かすためにも、軽く絞って手で取れる水分は取ってからタオルドライしましょう。
タオルドライをしてある程度水分が取れたら、ドライヤーをかけていきます。
この時も気を付けなければいけないことがあります。
髪は右図のようにキューティクルがついており、左が健康な髪、右がキューティクルが壊れダメージを受けた髪です。
ドライヤーのかけ方としてまず第一に気を付けたいことはドライヤーをかける「向き」です。
図のようにキューティクルは上から下に向かってついています。そのため、下からドライヤーの風を当てるとキューティクルが開いてしまうのです。
そうならないためにも、ドライヤーは必ず根元から毛先に向かってかけるようにしましょう。
そして、もう1つドライヤーをかけるときに気を付けたいことはドライヤーと髪の距離です。
早く乾かしたいからとドライヤーを近づけすぎると熱のダメージをもろに受けてしまいます。
乾かす速さにほとんど変わりはないので、10㎝以上は髪との距離をあけ、8割くらい乾いてきたら冷風にするなど、熱を与えすぎないよう気を付けましょう!
トリートメントの重要性
ダメージケアといえば思いつくのがトリートメントだと思いますが、このトリートメントもただたくさん塗れば良いというものではありません。
トリートメントには、ミルク、オイル、クリーム、そしてアウトバス(洗い流さないトリートメント)など様々な種類があります。
これを選ぶときに大切なのが、自分の髪質や、ダメージの種類にあったものを選ぶことです。
・くせ毛に悩んでいる方
・乾燥に悩んでいる方
・枝毛や切れ毛に悩んでいる方
など人によって髪の悩みや髪質、特性は違います。
例えば、髪がパサついてまとまらないのは、髪の水分量が少なくなっていることが原因です。つまり保湿に特化したトリートメントを使用する。
切れ毛などに悩んでいる方は、キューティクルの補修効果のあるものを選ぶなど、自分のお悩みにあったものを選ぶことで必ず効果を発揮してくれます。
最後に
トリートメントはあくまで傷んだ髪を手当てしたり、痛みを予防してくれるものであり、髪を元の状態へ修復するものではありません。
つまり、美しい髪を保つには日々のケアがとても大切になってきます。
これを助けるサポーターとしてトリートメントも取り入れてみてください。
お家でできる簡単なヘアケアで美しい美髪を作りましょう!