美容室CIELが会社としてTwitterを推し進める理由。
SNSにおける世界のユーザー数。
全世界における、ユーザー数はぶっちぎりで1位ですが、注目すべきは国内ユーザー数です。日本におけるユーザー数を見てみましょう。
LINEが年々成長を続けていますが、2位のTwitterは2017年以降はアカウント数に関する発表を行っていないという点をご理解していただいたうえでご覧下さい。
恐らく、順調に伸びているかと思います。
参照:https://www.linebiz.com/jp/download/, https://about.fb.com/ja/news/, https://twitter.com/twitterjp/status/793649186935742465, https://twitter.com/TwitterJP/status/923671036758958080,https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21819200T01C17A0000000/, https://markezine.jp/article/detail/25514, https://markezine.jp/article/detail/29836
Twitter:リアルタイム性と拡散力が魅力!
Twitterは匿名チャットのように気軽に呟け、だからこそ気軽に拡散もできます。この拡散という機能、自身のアカウントのフォロワー数以上に拡がります。ただし、アクティブユーザーがフォロワーにどれだけいるのかも重要。2年前、3年前にフォローしてもらったアカウントのほとんどは機能しておらず、ただのフォロワー数としてカウントされるだけです。
経営者にとって一番の課題は求人です。美容師さんにとってはお客様だったり横の繋がり。地方の方だと中々美容師さん同士が繋がれる機会はリアルではありません。
発信力があればそれらは全て叶います。
僕のTwitterにおける年間運営価値
美容師1人当たりにかかる採用費は約30万円。去年、僕のTwitterにDMで応募があった美容師さんは24人。つまり、去年のTwitter運営の価値は
7,200,000円
かなり大きくないですか?
更に、Twitterからの求人と成果採用型のリジョブでの求人が対応可能になったので、月額40万円のリクエストQJも廃止しました。つまり。
年間12,000,000円です。
これだけでも会社として僕が全力でTwitterを運営している意味がお分かりかと思います。
Twitterでやりとりしていた方の中には役員になった人もいます。FCオーナーもTwitterで繋がりました。繋がりたいと思っていた美容業界の先輩方とも。だから僕は、ツイッターがあるからここまでこれたと言っても過言ではありません。
このように内装会社募集をすれば数社からご連絡をもらえたり
物件情報を呟けば、岡山の不動産会社数社から物件情報を頂き成約もしました。
3万フォロワーの発信力でこれです。10万、20万フォロワーになればどうでしょう?全てTwitterで完結します。
発信力とは、広告いらずです。
何か新しいことをしようと思って呟けば、テレビのCMに出してるくらいの効果を発揮するかも知れません。
話を戻しますと、タイトルにも書いた「僕が会社としてTwitterを推し進める理由。」です。僕がTwitterを自分だけではなく、会社として進めていく理由です。
スタッフがTwitterをする事によるメリット、デメリット。
メリット:僕一人が発信するだけでは求人に関してはまだまだ弱い。中にいるスタッフの生の声が美容師さんに伝わると求人率が上がります。数で会社をブランディングできる。
デメリット:会社の仕組みが悪ければ不平不満がすぐ外部に知れ渡る。記憶に新しい、SNS炎上により、スタッフが呟いた事で炎上し、閉店の危機がある。(飲食店のアルバイトが厨房で起こしたトラブルなど)
今、美容業界でTwitterを活かして、スタッフ全体で取り組んでいるところは弊社くらいではないでしょうか。つまり、まだまだTwitterを活かしたビジネス戦略があるということです。
スタッフにやれ!と言っても続かない。
これは当たり前のことですが、Twitterは仕事中以外、プライベートの時間も使って呟くので、強制されることや、嫌々やっても続きません。如何にTwitterを好きになってもらえるかが大事。それは導き方次第です。オーナーとしてどのような事をすればスタッフが喜んでくれるか、楽しんでもらえるか。一番にそこを考えていく必要があります。
Twitterは福利厚生くらいの気持ちで。
社長リツイート企画だったり、いいね企画だったり、ポケットマネーからスタッフに1万円を渡したりしています。最近のダイエット企画でもそうですが
スタッフには参加することでお得なんだということを知っていって欲しいという想いから、ダイエット勝負に勝てなかった人でも焼き肉を食べれるんだとか、こういったTwitterや会社としてのイベントに参加をして楽しんでもらうことで、それが外部への見え方としての一番の広告だと思っています。
こうやって企画をしていると気づくスタッフもいるんですけどねw
今後はTwitterのフォロワー1万以上からの手当てや、発信力増強のための企画を考えています。
会社として、リスクばかりを見て、スタッフのSNSを制限するのではなく、個人個人が自由に楽しく呟ける環境を会社が作り、それを上手く会社としてブランディングできれば、会社とスタッフは更にWIN-WINな関係を作れると思っています。
SNSでは断トツ1位の利用者数であるLINEに関しても分析を進めており、去年の10月に立ち上げたLINEのオープンチャット「美容師チャット」も美容師という検索ワードでは903名と参加人数としては最大規模になりましたが、参加人数が増えれば増えるほど、システム的に少し動作が重たいのかな?という印象があります。
オープンチャット「美容師チャット」
LINEの検索で「美容室」や「美容院」と入力すれば一番上に僕が出てくるのはどういったアルゴリズムなのかを分析してTwitter以外にもSNSとしての隙間を今後も見つけ、会社として活用していきます。
「起業」としても出てきます。
OXY株式会社 代表取締役 山下拓馬